忙しい日々
それからが忙しい毎日。
親、親戚、友達に妊娠のニュースを号外し、皆からは驚きと喜びのメッセージをもらいました。儀姉は『私たち妊娠したのよ?!!(WE ARE PREGNANT!!)』ともう大はしゃぎでした。
そして、早速インターネットで妊娠に関する情報を集め、いろいろな本や雑誌を購入し、妊婦としての勉強を始めました。
そこで非常に参考になった本がこれです。(アメリカで赤ちゃんを産むとき)
もちろん、バルーンとか、妊娠百科も写真付きの解説や、他の妊婦さんの体験談などが参考になり、とても役に立ちました。
またこちらのローカルテレビでは平日の昼間に『Baby Story』という番組が放映されていて、普通の妊婦さんの出産の模様を見ることが出来ました。妊婦さんの背景やベビーシャワー、出産、そして出産後の感想などがドキュメンタリー形式になっているので、とても現実的で、自分はどんな出産を経験するんだろうと、日に日に実感がわいてきたものです。
そうそう、妊娠2ヶ月にも満たない6月末に日本へ一時帰国したんでした。この旅行は妊娠前に既に決めていたのでキャンセルすることもなく決行となりました。実はこの年は亡き父の3回忌ということもあり、その法要に出席することが目的だったのですが、うれしいニュースも報告できるということで感無量でした。
帰国し実家についてからすぐに母と兄に報告した途端、母から「飛行機になんて乗ってきちゃいけないんじゃないの?!!大事にしなきゃだめだからね!」といきなりお目玉を一発受けました(獏)
出発前にDr.Kに確認し、機内は乾燥するので水分補給さえ十分していれば大丈夫とのお墨付きをもらったことも母には言ったのですが、どうも半信半疑。
もう来ちゃったんだからいいじゃん、あとは私の気分しだいだから、おいしいご飯食べさせてよ!と久々のわがままを言い放題。でもやっぱり気持ち悪くて思ったほど食べられなかったんですけど(とほほ)
そんなこんなで無事父の墓前にも報告することができ、安心してアメリカに戻ってきました。
妊娠してからも会社勤めはやめず、毎日車通勤していました。最初の3ヶ月は毎日吐き気と頭痛に悩まされ、特に会議がある日は休みがち(いい口実か。。)になったりして、社員としてはご迷惑をかけていたかもしれません。でも、アメリカで働くことの利点に、こういう弱者(妊婦も弱者扱いされます)に対する保護法が徹底していて、正当な理由がある限り会社を休んでも雇用主による社員への解雇や差別が禁止されているのです。ほんと、救済法ですよね。またFMLAという家族医療休業法という法律も適用されたので、検診のために会社を休んでも遅刻しても処罰の対象にはならず、心置きなく妊娠生活を送ることが出来ました。
妊娠5ヶ月目に入った頃、Dr. Kから羊水検査を受けるかどうか打診されました。
これは特に高齢出産をする妊婦を対象とする検査で、子宮から羊水を採取し、胎児の染色体を調べ、ダウン症などの先天性異常について調べるものなのです。もちろん胎児への影響、リスクもない事はないのですが、この利点は胎児の性別が判明することにもありました。
そして、ダンナと相談し、後者の理由から(性別がわかれば準備もしやすい!)羊水検査を受けることにしました。
そして、いよいよ検査の日が来ました。Dr. Kのオフィスの検査室に通され、大きなおなかを突き出して、いよいよ注射針をおなかに!
超音波で胎児の動きを注意深く見守りながらどこに針を通すかを確認した上で、お腹に麻酔液をちくりと投与。そして、いよいよ羊水を採取するための注射針が…かなり長いチューブで、それを見た瞬間から思わず目を閉じてしまいました。でもモニターに移る針先を見たときには、『ギョへ?、ほんとにこれが子宮に貫通したんだ!』となんだか変な感動さえ覚えましたが。そして1分もしないうちに羊水を何ccか採取し、無事終了。しばらく安静にしていなさいといわれ、思わず昼寝でもしようかと錯覚?
家に帰った後も安静にするように指示されたので、何もせずカウチでゆっくりとすごしました。
そして、数日後、やはり看護婦から結果の電話がありました。
看護婦『染色体異常などの異常はまったく認められませんでした。』
私『ほっとしました。ありがとうございました。』
看護婦『性別知りたい?』
私『もちろんです!』
看護婦『旦那さんも知りたがってるの?』
私「そりゃ?そーですよ」
ってことで、めでたく女の子が生まれることがわかったのです。
そして早速ダンナに電話で連絡。
私『検査結果出たよ?知りたい?』
ダンナ「何だって、何だって(かなり焦り気味)
私「Are you ready for a girl’s daddy?」(女の子のパパになる準備OK?)
ダンナ「@#$%$#%!@#%^$^(有頂天?)」
そして、もちろんベビー用の家具や洋服、オムツなどの日用品を買出しに行き始めました。
女の子とわかったことが買い物への引き金となり、家具もどんなものを選んだらいいのかといろいろ調べた結果、やはり伝統的なベビーベッド、チェンジングテーブル(着替えやオムツを交換するときに寝かせるテーブルのついたタンスのこと)、そのほかにもうひとつタンスを買うことに決めました。
こちらでは赤ちゃんが生まれるのに合わせ、何かテーマを決めてナーサリールームを模様替えしたり、ベッドのシーツやブランケットなどをそのテーマにあわせてそろえるのが一般的なようで、私たちはテディーベアに決めました。理由は単にかわいかったから。でもこれが生まれてくる娘の趣味の伏線だったとは。。。


5 Comments:
「Baby Story」私も見てましたよ?。で、毎回のように赤ちゃんが生まれてきたところで泣いてました。(笑)妊婦さんってそれでなくっても感受性が高ぶってますからね、あれは本当に涙腺にきますよね。(笑)
Takakoさんは羊水検査をされたのですね。私はやらなかったんですよ、主人と散々話し合った結果。あの検査を受けるかどうかにあたって、色々考えたり悩んだりしてたくさんの事をあの期間に学びました。
Takakoさんのこのブログを読んでると、そんな時のことを思い出しました。
Leaさん
このテーマのブログを始めるまでは、じっくりと自分の妊娠・出産について考える時間がなかったので、いまようやくおちついて振り返ることが出来たっていう感じです。7年かかったわ。
でもクロノロジカルに書いていくと、その当時の気持ちや感情が再び沸き起こってきたりして、不思議な感じです。
羊水検査は自分でも意外なほど悩まず受けました。今考えればすごい経験だったとおもうけどね。
私の経験をお伝えすることで何か感じ取ってくれる人がいるのはとてもうれしいです。
Takakoさん、こんにちは。こちらのブログ、とても勉強になります。妊娠までの道のりなど、公開するのはとても勇気がいることだと思います。感動しました。
アメリカは妊婦さんでもお仕事できる環境が整っていてるのでいいですね。私は長男を妊娠した時、会社がそういう環境でなかったので、やむなく退職しました。
羊水検査はやらなかったけど、勧められたらやると思います。性別が分かるのもいいですよね。私は女系家族だったので、まさか一人目が男だと思わず、生まれてくるまで女の子だと思ってました。
↑Takakoさん、ごめんなさい。匿名になってしまいました。Konatsuでした。
Konatsuさん、読んでくれてありがとう。
このぶろぐを始めようと決めたのも、自分の記憶をとどめておきたいと思ったことがきっかけだったので、公開についてはほとんど抵抗がありませんでした。
でもこうして読んでくれる人がいて、私の経験が参考になればうれしいです。
人それぞれのケースが違うという視点から読んでもらえればとおもいます。
アメリカは日本に比べたら子供や妊婦など弱者に対する保護政策が徹底していると思います。日本でだったら、私子育てだってできなそうだもん(爆)
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