March 16, 2006

アメリカのお医者さんて…

歯医者以外、日本で医者にかかったことがほとんどないので、日本との比較が出来ません。
ですので、ここでは私が経験しているこちらのお医者さんや病院についてお伝えできればと思います。あくまでも私の経験からしか語れないので、これだけしかないということではなくて、参考程度と思っていただければ幸いです。

1.まず、一般医と専門医が完璧に分離されているので理解しやすいが、ある治療によってはいくつかのクリニックや病院をはしごすることにもなるので、ちょっとめんどう


2.一般医と専門医のネットワークがわりと行き届いていて、情報もきちんと伝達されているようです。

3.検査の結果はよほど深刻でない限り、自分から電話して聞くことが多いです。

4.初めて医者にかかる場合は一般医(Primary care)という内科医をホームドクターにして、そこからいろいろな専門医を紹介してもらうと手間が省けるし、何かあったときにまず内科医に相談できるという利点があります。

<医者の探し方と決め方>
一般的には自分の加入している医療保険を扱っている医者にかかるのが個人負担や治療費などの点からも良いと思います。大抵、加入している保険会社が独自に医療施設や医者の名簿を開示しているので探しやすいのではないでしょうか。

また、知り合いの紹介というのもひとつの手段です。地元の評判とか、かかったことのあるひとに聞くのが手っ取り早いかもしれません。もちろん、合う合わないは自分の判断によりますので、この点考慮しなければなりませんが。

<医者に行くときの準備>
1.日本での治療記録などのカルテのコピー(英訳が望ましい)
特に子供や妊婦の場合は過去の病歴や出産歴を重視する医者は多いです。
子供の場合は予防接種記録が特に重要で、入学する幼稚園や学校からも要求されるものです。大概小児科では、日本で受けた予防接種の記録を専用のフォームにコピーしてくれます。

2.初診の場合は問診表などの記入に時間がかかるので、予約時間の20分から30分前までに到着するといいと思います。

3.英語がわからず先生の説明に困る場合は、通訳の方がいると助かります。ただし、自分の病気のことを通訳してもらうので、深刻な場合にはこの点も考慮したほうが無難です。

以上、私の経験だけによるお医者さんとのかかわりについて書いてみました。
説明の足りない部分も多々ありますので、どうぞご容赦ください。

お産が終わってもやること一杯!

1.赤ちゃんが生まれると、付き添っているご主人なりパートナーなり、リストバンドをした人が赤ちゃんについて新生児室に行き、その間にお母さんの処置がなされます。

2.赤ちゃんの身体検査、血液検査、目薬投与などをすべて最初に見られるのは、生んだお母さんでなくお父さんなので、ちょっと不満?でもお母さんは大仕事を果たした後だから、一人でゆっくり休みたいのというのもあるかな。


3.そして、お母さんは病室に戻ります(車椅子かベッドに寝たまま連れて行ってもらいます)病室はほとんどが個室になっていて、トイレ、シャワー付きです。(これも病院ツアーで見せてもらえます)

4.しばらくすると看護婦さんが赤ちゃんを病室まで連れてきてくれて、めでたくご対面となります。でも赤ちゃんを手渡すときも、看護婦さんは赤ちゃんにつけられたリストバンドとお母さん、お父さんのリストバンドの照合を必ずします。赤ちゃんの差し替え事件の予防ですね。

5.自然分娩の場合、加入している医療保険によっても違いますが、普通2泊の入院で3日目には退院させられます(という感覚です)。また帝王切開でも4泊くらいだったような気がします。ですので、退院後のお母さんの回復にお父さんの協力は不可欠。もちろんご実家からの応援があればこれまた頼もしいですね。

6.入院中には、いろいろな人たちが病院に訪れます。お見舞いの方たちのほかにも、事務的な処理のために訪ねてくる人たちがいます。

a.
前述の小児科医が赤ちゃんの診察に来て、結果を報告に来ます。次の新生児検診などの大まかなスケジュールを教えてくれる医者もいますので、聞き逃さないよう、メモなど取るのがいいかもしれません。

b.
病院側からバースデーギフトパッケージが贈られます。ダイパーバッグの中にオムツのサンプルや、ミルクのサンプル、たくさんのクーポン、そして、またまたたくさんの書類の山?!

c. この書類には出生届(出生証明書発行依頼書)が入っていることもあるので、気をつけて1枚1枚確認することが大切です。*出生届の申請方法は別途ご説明します* ところで、ミドルネームはどうされますか?

d. アメリカで生まれると自動的にアメリカ市民となるため、必然的に社会保障番号も申請しなければなりません。いわゆるソーシャルセキュリティー番号のことです。
これも指定の申請書がありますので、別途ご説明します。

e. 忘れてならないのが、日本への出生届です。届出用紙はインターネットでも入手可能ですので、居住州の管轄の日本領事館のウェブサイトにて検索するとわかります。

f. 母乳で赤ちゃんを育てたい場合、母乳に関する専門の栄養士や看護婦が病室に来て詳しい授乳方法とか母乳のでを良くするマッサージの方法とかの説明をしてくれます。万が一、母乳が出にくかったりすると、病院によっては有料で搾乳ポンプを貸し出してくれたりもします。

訪問者はこんなところでしょうか。。。

7.さて、いよいよ退院です。
 病室から正面玄関までは看護婦さんなり、病院のボランティアのかたがお母さんを車椅子で連れて行ってくれますので、ご主人や付き添いの方は赤ちゃんと荷物の担当になります。
ここで大事なのは、車に乗せるベビー用カーシートがないと、退院が許されないことです(と聞いています)ですので、カーシートは必ず事前に用意してください。

8.自宅にもどったらいよいよ親子としての生活の始まり。
不安や疑問が洪水のように沸き起こっても、おぼれる前に助けを求めることをお勧めします。小児科医でも、産婦人科医でも、各看護婦でも、親身になって質問に答えてくれますので、おそれず聞くことです。まして、初めて親になったら、知識0からの出発なんだからね。

でも…
妊娠中はまだ自分だけだから、勉強しようと思えばできるので、いまどきのインターネットや、妊娠百科などの本、『アメリカで赤ちゃんを産むとき』のような本などから、出来る限りの知識や、妊娠、出産で使う英語の単語を覚えておくことが出産という大きなイベントの不安を少しでも緩和するのに役立つのだと思います。

実際、わたしもこの『アメリカで赤ちゃんを産むとき』という本を買って、一生懸命読みました。知らない単語がたくさん出てきたけど、検診のときにも持参して、先生に教えてもらったりしたこともあります。参考になると思います。

最低でも胎児の成長過程くらいは知っておきましょう。親としての責任でもあります。

妊娠、出産編はこれにておしまいです。


March 13, 2006

みなさま、ごめんなさい!!!!!

このブログを読んでくださっているみなさん、こんにちは。

最後に投稿してからもう2週間以上手をつけずにぐーたらしていました(大汗)
それにブロガー・ドッコムの設定システムをいまいち理解していなかったので、皆さんからのたくさんのコメントがあったことも、今日の今日までわからなかったのです??(ドジ!!)

それで…
それぞれのエピソードにコメントを下さった方々には、一両日中に折り返しコメントをお返しするつもりでいますので、ぞうぞお許しください。
なんだか今更な?って思う方もいらっしゃるのも覚悟の上でございます。

最後の投稿「一般的なお話」の後は、産婦人科に限らず、一般的にアメリカで医者にかかるときの心配事とか、どうすりゃいいのさ、とか何準備してったらいいの???っていう疑問に素直に答えたり、自分自身のこれまた体験談を踏まえたものとして、これも一両日中にアップいたします。

そして一応この「お医者さん」シリーズは完結予定なのですが、その後はQ&Aとか、医療や保険に限らず、アメリカで生活していくうえで「ふ?、困ったぞ」とか「こんなこと誰に聞いたらいいのかな?」などのシンプルな疑問などを、やっぱり自分のエピソードを盛り込んで続けていけたらと思います。

せっかくブロガー・ドッコムをオープンしたので、当分は何かの形で続けたいし…

わたしよりもずーっと文才があって、情報通な方たちのブログやHPのほうが、アメリカでの生活面などでは役立つものが多いと思います。
ですので、このブログはいちおう、One of themというスタンスで行きたいと思います。

それでは、再び皆さんごめんなさい!!!
これに懲りず、またいらしてください。そして思いっきりカツ入れてください!!

Thank you for reading my stuff!

March 01, 2006

一般的なお話をひとつ…

ここでは自分の経験と重複しますので、一般的な説明ということにします。

妊娠すると、まず産婦人科のオフィスで検診が始まります。
検診のプロセスは妊娠月齢が進むにつれ、いろいろな検査も付随して行われます。
妊娠がわかり医者と面談する時点で、どういう出産をしたいのか、希望を伝えておくほうがいいです。自然分娩、無痛分娩、帝王切開(わざわざ望む人はいないと思うけど)、自宅で出産、ミッドワイフといわれるいわゆる助産婦さんに付き添ってもらいたいとか…
そして、検査は次のものが一般的ではないでしょうか。またお産までのプロセスもその後に続きます。

1.妊娠初期から臨月に至るまで、毎回尿検査と体重測定があります。
2.途中最低5?8回くらいは超音波検査も行われます。(胎児の状態にもよるので回数は不確かです)
3.血液検査も何度かします。
4.妊娠糖尿病検査も妊娠中の大事な検査です。
甘いジュースのような液体を1缶飲み干し、1時間ほどしたら血液検査をします。その結果、血糖値が高ければ、食事療法や薬物療法などで治療ということになります。

*血糖値が基準より高い場合:
医者から糖尿病専門の栄養士を紹介され、食事制限などの講習を受けます
また糖尿病専門の看護婦からも同様の講習、血糖値測定器の使い方などを教わります。
(どちらも予約が必要で、講習は各1時間くらいです)
1.羊水検査もオプションとして選べます。
オプションとしたのは、検査を希望できるのと、または必要に応じということです。
特に私のような高齢妊婦は医者から薦められたりします。これもあくまでも自分の選択にゆだねられることがあり、治療の一環でなければ検査することはありません。
この検査は胎児の染色体異常を検査し、ダウン症などの先天性以上があるかどうかを見極めることにあります。同時に、性別もわかりますので、出産準備などがしやすくなります。(私も受けましたが、目的は後者でした(笑))
2.妊娠後期になると、内診も加わり、検診の回数も多く間隔も短くなります。

<お産が近づくと…>
**生まれてくる赤ちゃんのために小児科の医者を探しておかなければなりません。
私の場合、候補となる何人かのお医者さんとアポを取って会ってから決めました。決まった時点で産婦人科の医者か、入院したときに受付に小児科の医者の名前、電話番号を伝えておくと、赤ちゃんが生まれた直後に病院から小児科に連絡が行き、小児科医が病院に出向いて赤ちゃんの新生児検査をしてくれます。
1.臨月近くには、実際に出産する病院の産婦人科病棟の見学ツアーや、出産のシュミレーションなどの講習会(出産のビデオとか、実際にひ?ひ?、ふ?ふ?とかやるんですよ?)があり、大概ご主人やパートナーと出席します。子供同伴はご遠慮してください戸のところが多いので、既にお子さんがいるご家庭はベビーシッターをお願いしたほうがよいです。
実際に出産する病院といったのは、普段検診を受けているクリニックは出産施設がなく、出産は病院でというのが一般的です。もちろん、自宅での出産を望む方は要相談ということになりますが。

2.いよいよ臨月にはいり、ここまで胎児にも妊婦にも異常がなければ、予定日まで待機ということになります。または計画分娩をする方は医者の指示により指定日に入院し、誘発分娩に臨むということもあります。

3.予定日が近づき、陣痛が始まったら、まずその頻度や間隔を測り、医者に連絡します。一般的にはどの医者もオンコールドクターシステムというのを持っていて、ポケベルや電話取次ぎサービスなどと契約しているため、24時間大勢で医者への連絡が取れるようになっています。自分の主治医でなくても、おなじ医療グループの医者が代理となる場合もあります。

4.陣痛が始まり医者の指示があれば、支度をして病院へ直行。すぐに入院となり、いよいよ出産です。

5.入院の手続きをすると、まず妊婦さんは身元を確認するためのリストバンドをつけます。それと、付添い人(普通語主人とか、パートナーとか)も同じリストバンドをつけます。このバンドには氏名、パートナー名、住所などが記載されています。

6.看護婦が内診し、いまどの程度までお産が進みつつあるのか、赤ちゃんの頭の位置などをチェックします。その間に点滴用の血管確保のチューブを挿入したり、心拍モニターをつけたり、尿検査、血液検査なども行われることもあります。

7.まずは、分娩用ベッドでゆっくりとおちつき、出産のときを待ちます。
大体1時間ごとに看護婦や看護師が来て、内診とモニターのデータをチェックします。
無痛分娩を希望しているばあいは、子宮口がある程度(たしか6センチくらいかな)開いた時点で麻酔医が登場し、局部麻酔を投与してくれます。これは下半身だけがしびれてくるものなので足がふらふらするのですが、りきみたい感覚はそのまま残るので、陣痛の波は感じ取ることができます。

8.ここで面白いのは、医者は病院にはすぐ来ることはなく(その医者が常駐などであれば別ですが)、病院の看護婦や看護師が大概の世話をしてくれます。もちろん病院からは入院した時点で医者に連絡をしてくれるので、医者のほうもタイミングを見計らって駆けつけてくれます。でもその医者が当日緊急手術などに立ち会うことになってしまうと、代わりの医者が出産に立ち会って赤ちゃんを取り上げてくれるので、そういう場合も想定しておいたほうが安心です。(まったく問題はありませんが)

9.出産には、普通なら家族の立会いが許されます。家族といってもダンナから親戚に至るまで、分娩室に入れる人数もその病院によって異なります。帝王切開になってもよほど緊急な状態でなければ少なくともダンナ(またはパートナー)の付き添いが許されるところが一般的だと思います。

10.そして万が一何か問題が発生して緊急帝王切開なんてことにならない限り、自然分娩で赤ちゃんが生まれ、母子ともに健康な状態で出産が終了します。